企業認証の更新
ゼロ・ハラスメントマーク制度では適格決定後、認証の登録証が交付されますが、その日時より2年間が有効期限となります。有効期限内の2年間は「新入社員のハラスメント研修」や「相談システムの運営」「マニュアルなどの定期的な見直し」などを適正に行って頂きます。
ゼロ・ハラスメント認証を継続される場合、有効期限の3カ月前には更新の手続きのための「更新申請書」の提出をお願い致します。
ゼロ・ハラスメント認証の継続にあたっては、初期認証時に研修を行った社員の研修は4年間免除され、4年後に再研修することになります。まだ研修を行ってない社員の研修、すなわち新入社員や移動してきた社員の研修の徹底を図って頂きます。
再申請料、継続審査料、継続認証料、新認証楯(登録証)などが必要となりますが、費用は初期認証時の50%となります。
認証更新時に要する費用(事業規模別)
組織規模 | 小規模事業者 | 中規模事業者(1) | 中規模事業者(2) | 大規模事業者 |
---|---|---|---|---|
対象従業員数 | 100人未満 | 100人以上 300人未満 |
300人以上 1000人未満 |
1000人以上 3000人未満 |
再申請料 | 50,000 | 50,000 | 50,000 | 50,000 |
継続審査料 | 150,000 | 300,000 | 500,000 | 1,000,000 |
継続認証料 | 150,000 | 300,000 | 500,000 | 1,000,000 |
新認証楯作成(1個) | 20,000 | 20,000 | 20,000 | 20,000 |
新認証楯数(事業所分) | 1 | 2 | 3 | 4 |
新認証楯作成費 | 20,000 | 40,000 | 60,000 | 80,000 |
合計(想定) | 370,000 | 690,000 | 1,110,000 | 2,130,000 |
継続審査は、更新申請書の提出後に担当弁護士、協会審査員などが再度の認証審査を行います。
幹部から、継続してハラスメント方針が明確化されていて、周知・啓発しているかを聞きとり、ハラスメント管理士からは、ハラスメント管理体制運営実態についての聞き取り審査、認証時に作成された規定やマニュアルチェックが現在も適正に機能しているか、ハラスメント相談は常時、適正に運営されているかなどについて聞き取ります。
なお、継続認証適格の決定にあたっては、一部相談内容についての報告書などの確認を行い、適正か否かについても検討する場合がありますので、予めご了解ください。